2017年03月27日
葬儀では黒い服装を着て参列することなど一般的なルールやマナーはありますが、それ以外にもローカルルールがあります。例えば、「目覚まし」などは聞いたことがない方も多いのではないでしょうか。目覚ましは熊本県や宮崎県などで広く聞かれます。これはお通夜で夜通し火の番をする遺族に対して渡されるお金です。昔はおにぎりやおまんじゅうを渡していましたが、今ではお金にかわっています。目覚ましを渡す場合には、香典を別に用意して持って行くようにしましょう。
また宮崎などでは首に白い布(いろ)を巻くといった風習も残されています。これは白装束の名残とされていますが、遺族などが白い布を巻いて一緒に見送りますという意味合いがあります。他にも、故人が使っていて茶碗を割るというしきたりもあります。これには、もう帰ってくることは出来ないという意味合いがあります。割り方はそれぞれで投げて割るところもあれば、紙に包んでソッと割るという場合もあります。九州や和歌山県では火葬場(斎場)での火葬炉のスイッチを押すというしきたりがあります。
最後にしてあげられることの象徴として受け継がれています。他にも島根県や鳥取県ではあんパンやお菓子が配られ、その意味合いは昔土葬により体力が低下しているという気遣いが見られます。岡山では妊婦のお腹に鏡を入れることで魔除けの効果を狙うといったしきたりもありますが、反対に妊婦さんに手伝って貰うことで生と死を見つめる地域もあります。
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