2017年09月05日
葬儀に参列する際には幾つかの分野に関して、マナーをしっかり守る必要があります。その一つの分野は服装です。服装を選ぶ際に考慮すべき点は、故人に対する哀悼の意を表すものであるべきであるということです。遺族ではなく一般の参列者である場合、喪服があればそれに越したことはありませんが、地味な平服を着用して行っても問題はないと言われています。
例えば、男性が平服で参列する場合であれば、黒のスーツに黒のネクタイ、当然靴下や靴も黒を選びます。女性であれば、黒や濃紺のスーツかワンピース、黒のストッキングと靴、さらにバッグも黒でできれば金具などのついていないシンプルなものを選びましょう。
アクセサリーに関しては、結婚指輪以外はつけないのが基本のマナーとなっています。さらに、葬儀に参列した時には遺族の方々に対して、故人の死を悼む気持ちを伝える機会があります。その際に注意したい一つの点は、お悔やみの言葉を伝えるタイミングです。
なぜなら、受付時か退席時かなど、どのタイミングで伝えるかによって、添える言葉が違ってくるからです。お悔やみの言葉を伝える時には、不幸なことが重なることを連想させるような忌み言葉を避けることが必要です。また、死亡といった直接的な言葉は使わないよう十分に注意し、適切な言葉で言い換えることが必要でしょう。
さらに、故人に対する思いが強い場合、色々なことを伝えたくなるかもしれませんが、遺族の負担を増やさないよう短めに伝えるのは大切なことです。