2017年03月17日
葬儀に参列する時の基本的なマナーを身に付けておかないと、非常識な人という印象を与えてしまいます。現代はお通夜や告別式の両方で、男性はブラックスーツ、女性はブラックフォーマルなどの黒の喪服を着用するのが一般的になっています。女性の場合は化粧は普段よりも控えめにして、バッグや靴などは光沢のない商品を選ぶことが大切です。男性の場合は黒の靴下や黒のネクタイ、黒の靴を着用する必要があります。会式の時間には遅れないように、余裕を持って到着をしておく必要があります。
携帯電話は電源を切っておくか、マナーモードにしておきましょう。寒い時期は斎場に入る前に、コートは脱いでおく必要があります。受付では、丁寧に一礼をして香典を手渡すようにして下さい。故人との親しさの度合いによっても、香典の金額は違ってきますが、近所の人や友人、知人の場合は、5千円から一万円程度になっています。斎場に入ったら、大声で会話をするなどの非常識な行動は避けて、私語はなるべく控えることが大事です。
僧侶の読経が始まって、遺族のお焼香が終わったら、一般のお焼香になるので、まずは遺族に一礼をしてから、香炉の前に進んで、遺影に一礼をしてから、宗派によって多少の違いがありますが、3回程度お焼香をすると良いでしょう。お焼香が終わったら、再び遺族に一礼をして、退場をして下さい。基本的なマナーを身に付けておくと、いざという時に慌てなくて済むので、きちんとした知識を身に付けておく必要があります。