2017年03月25日
会社関係者や知人などを集めて葬儀を行う一般葬よりも、家族や近しい関係者だけを集めて行う家族葬が今最も選ばれるスタイルとなっています。その理由には、家族だけでしめやかにおくってあげたい、一般葬では参列者に気を取られてゆっくりとお別れをする余裕がないなどがあります。家族葬を行う場合であっても近親者のマナーが必要です。近しい関係だからと行ってマナーを忘れたりすると今後の付き合いにも大きく影響しますので、そこはきちんと押さえておきましょう。
まずは葬儀の連絡が入った場合にのみ参列するようにしましょう。参列者の決定は親や兄弟姉妹の間で決められますので、その決定に従うようにしましょう。自分の判断で親戚だからと参列すると、後々面倒なことになりかねません。参列する場合には、服装にも注意が必要です。家族葬だからといってラフである訳ではありませんので、男性ならブラックスーツに黒のネクタイに黒の靴下、シャツは白です。女性の場合もブラックフォーマルで肌の露出を抑えたものが良いでしょう。
こどもは制服がある場合は制服を、無ければ黒と白の色で揃えましょう。香典は一般的に一万円ですが、故人との関係性にもよって異なります。また、香典を辞退される場合もありますのでその場合には後日お供えとしてお線香や供花をおくると良いでしょう。葬儀が終って帰る場合には、喪主かもしくは親族に一言声を掛けておくのがベストです。喪主や親族が誰かと話しているからといって誰にも言わずに帰るのはマナー違反です。